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実はこんなにある!コンタクトレンズケースの世界
コンタクトレンズを清潔に保管するために欠かせないのが、コンタクトレンズケース。何気なく使っているものですが、意外とたくさんの種類があり、使い分けるのもおすすめです。
今回はそんなコンタクトレンズケースの世界を覗いてみましょう。
コンタクトレンズケースの主な6種類
早速、現在世の中に出回っているコンタクトレンズケースを代表的な6種類に分けてご紹介します。
スタンダードな横型タイプ
最もよく目にするのが、横型の平たいタイプ。「視力が低い人だからこそわかる、あるある」の記事でも触れた、ペットボトルのキャップによく似た形のケースです。
左右で別々のケースに収めるつくりで、多くのケースには左右のコンタクトレンズを区別するためのマークや色分けがされています。
ケースはフタを閉めてしっかりと密封できるので、外部の汚れや微生物からコンタクトレンズを守り、清潔な状態で保つことができます。コンパクトで薄いので、持ち運びに便利ですが、そのままバッグに入れておくと埋もれやすく、無くしやすいので注意が必要です。
フタとケースが一体になった横型タイプ
同じ横型タイプでも、先ほど紹介した左右別々のケースとは異なり、左右のケースとフタが一体になっているものもあります。
ケースを開けると同時にフタも開くので、片手でもコンタクトレンズの取り扱いがしやすく、出し入れをスムーズに行えるのが嬉しいですね。ピンセットやスティックなど、ケア用品を同時に収納できるものを選べば、お手入れで重宝します。
『スタンダードな横型タイプ』に慣れている人は少しかさばると感じるかもしれませんが、フタをなくしたり落としたりする心配がなく、バッグの中に入れていても見つけやすい程よい存在感を気に入って、愛用している人も多いようです。
フタとケースが一体になった縦型タイプ
ハードレンズユーザーの場合、レンズが傷つくことに注意して、より繊細に扱わなければいけません。そんなハードレンズにおすすめなのが、ホルダー付きのケースです。
円筒形の形状で、両側の底面のフタをはずすと、フタの内側にレンズホルダーが一体になっているという構造。ホルダーでレンズを固定できるので、持ち運びのときもレンズが転がらず、傷つく心配はありません。
商品によって、ケースの中心に仕切りがあるものとないものがあり、仕切りがあるものは上下の保存液が混ざらないので、より衛生的に保つことができます。仕切りがないものは保存液を片側から入れるだけで済むのがメリットです。
見るだけで癒される可愛いデザイン
コンタクトレンズケースのなかには、キャラクターが描かれた可愛いデザインの商品もあります。
他には、木目調のおしゃれなものや犬好きにはたまらない肉球形といった変わり種も。お気に入りのデザインが身近にあると、見るだけで癒されたり、気分が上がったり、日常が少し豊かになるかも。
汚れを落とせる洗浄機能付きケース
レンズを清潔に保つこともコンタクトレンズケースの重要な役割。コンパクトでありながら洗浄機能を兼ね備えた商品もあります。
手動でケースを振って洗浄するものや、紐を引くと内部のレンズホルダーが回転して洗浄されるもの、ボタンを押すと超高音波振動でレンズの汚れを除去するものまで、多彩な商品がラインアップされています。
旅行に便利なトラベル用ケース
最後に紹介するのが、旅行で重宝するトラベル用のコンタクトレンズケースです。ミニケースには鏡が付き、ピンセットも付属されています。
スタイリッシュなデザインのものも多く、意外と日常使いでもおすすめ。なかにはメガネケースと2in1になっている商品もあります。
いかがでしたか?スタンダードな横型タイプもいいですが、財布やイヤホンのように、自分の好みやライフスタイルにフィットするコンタクトレンズケースを選べば、より毎日が過ごしやすく、快適になるかもしれませんね。
Staff Credit
Text: Shingo Shimojo