PROJECT 1
コンタクトの
サステナ収納術
私たちは毎日コンタクトを
“食べている”!?
実は身近なマイクロプラスチック問題
「見えるLAB」では、WAVE運営メンバーが「見える」を取り巻く様々な課題の解決に挑戦します。
シリーズ第1回となる「Project1」のテーマは
「コンタクトとマイクロプラスチック問題」。
なんと、コンタクトが世界的に大きな問題となっている
マイクロプラスチック問題の一因になっているというのです。
早速、メンバーで特任チームを結成、
マイクロプラスチック問題解決に向けて取り組んでいきます!
INDEX
そして今回、「見えるLAB」最初のプロジェクトのテーマとして取り上げるのが「コンタクトとマイクロプラスチック問題」。マイクロプラスチックとは、一般的に5ミリ以下の微小なプラスチックのことで、海中や空気中に入り込んで生物や人体に悪影響を及ぼしていることが問題になっているのですが、実はプラスチック製品であるコンタクトも、マイクロプラスチック問題の原因のひとつになっているというのです…!
そのことを知った「見えるLAB」メンバーは、早速特任チームを組織。その実態を調査するとともに、解決への道を探ることにしました。
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Fさん / マーケティング担当 / 入社3年目/好きなカラコン:WAVEワンデー UV リング plus フラワーコレクション ポピーベール
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Nさん / マーケティング担当 /入社3年目/好きなカラコン:WAVEワンデー UV リング plus ナチュラルベール
想像以上に深刻!
私たちの身近にある
マイクロプラスチック問題とは?
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- 海の中も空気中も
マイクロプラスチックだらけ 「マイクロプラスチック問題」。言葉は耳にしたことがあるけれど、詳しくは知らない、という人も多いのではないでしょうか。レジ袋やペットボトルなどのプラスチック製品は、適切に処理されることなく廃棄されると、劣化したり粉砕されたりして、目に見えないほどの微小な粒=マイクロプラスチックになってしまいます。それが、海中や空気中に存在することで、生物の体へと入り、様々な問題を引き起こしているのです。特に海の汚染は深刻で、海洋プラスチックごみ問題は地球規模の課題になっています。
- 海の中も空気中も
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- 1週間でクレジットカード1枚分を
“食べる”ことに!? マイクロプラスチックにさらされているのは、海の生物だけではありません。実は私たち人間も、知らず知らずのうちにマイクロプラスチックを摂取しているのです。オーストラリア・ニューカッスル大学などの報告によると※、水道水やボトル入りの飲料、貝や塩などからもマイクロプラスチックが検出されており、私たちは食品や空気中から1週間に約5グラムのプラスチックを体内に取り込んでいるそうなのです。5グラムのプラスチックといえば、だいたいクレジットカード1枚分(!)に相当します。魚介の摂取量が多い日本人はさらに多くのマイクロプラスチックを体内に取り込んでいるという説も。
- 1週間でクレジットカード1枚分を
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- 私たちは使用済みの
コンタクトも食べている? -
プラスチックはリサイクル可能な素材。きちんと分別され、適切に廃棄されていれば問題は起こらないはずですが、それがなかなか難しい。プラスチック製品であるコンタクトも同様です。「洗面所でうっかり排水溝に流してしまった」など、分別されずに下水に流れていった場合、コンタクトは小さく砕けてマイクロプラスチック化し、最終的に川へ、海へと流れて行ってしまいます。それを魚介類が摂取、その魚介類を食べることで、適切に捨てられなかったコンタクトが私たちの体の中へ――。マイクロプラスチック問題は、けして他人事ではないのです。
- 私たちは使用済みの
※The University of Newcastle, Australia, ” Plastic ingestion by people could be equating to a creditcard a week”,https://www.newcastle.edu.au/newsroom/featured/plastic-ingestion-by-people-could-be-equating-to-a-credit-card-a-week,2023/3/13
コンタクト、
みんなどうやって
捨ててる?
- 実際に洗面所や流し、
トイレに捨てている人も コンタクトユーザーはコンタクトをどう廃棄しているのでしょうか?
「日本コンタクトレンズ協会」が実施した「2019年度 コンタクトレンズ消費者実態調査」によると※、「いつもゴミ箱に捨てている」人は71.5%。およそ3割の人が、「ゴミ箱以外に捨てている」ことが分かります。特に洗面所や流しに捨てている人が多く、トイレなどに流している人も。
※一般社団法人日本コンタクトレンズ協会,「コンタクトレンズの正しい捨て方」,
https://www.jcla.gr.jp/disposal/index.html, 2023/3/13
パレンテのコンタクトユーザーはどうしてる?
パレンテのユーザーは、ゴミ問題に対してどんな意識を持っているのでしょうか。
実態を調査すべく、独自のアンケートを実施し、1461人の方にご回答いただきました(2023年1月調べ)。
ブリスター、外箱など、
分別して捨てている人は
わずか37%63%の人が、分別せずに捨てているという結果が。分別方法は自治体によって異なるので一概には言えませんが、そもそもあまり「コンタクトは分別するもの」という意識が強くないのかもしれません。
パレンテのコンタクトユーザーは
ゴミ箱に捨てている人がほとんど!
一方で、「どこに捨てていますか?」という質問では、98%の人が「ゴミ箱」と回答。「日本コンタクトレンズ協会」のアンケート結果と比較すると、洗面所やトイレなど、海につながる場所に流している人は大幅に少なくなっています。
マイクロプラスチック問題を知っていますか?
コンタクトがマイクロプラスチック問題の一因になっていることを知っていますか?
「コンタクトがプラスチックだと
思ってなかった」の声も
とはいえ、「マイクロプラスチック問題を知っていますか?」という質問では、ほぼ半数が「知らない」、「コンタクトがマイクロプラスチック問題の原因になっていることを知っていますか?」という質問には、83.3%が「知らない」と回答。
コンタクトとマイクロプラスチックの問題への関心は、まだまだ高くないことが判明しました。
自治体ごとにもさまざま
コンタクトのゴミ分別
コンタクトを注文すると、コンタクト入りの容器がまとまって外箱に入った状態で届きます。プラスチック、紙、アルミと、異なる複数の素材が使われているため、捨てる時にはそれぞれを適切に分別する必要があります。ここでは、東京都中央区での分別例を紹介します。
(分別方法は自治体によって異なります。詳しくはご自身のお住まいの自治体のHPなどでご確認ください)
- レンズ・・・素材/プラスチック 分別先/燃やすごみ
- ブリスターケース・・・素材/プラスチック 分別先/プラマーク
- アルミ蓋・・・素材/アルミ 分別先/燃やさないごみ
- 外箱・・・素材/紙 分別先/資源
判明した
「コンタクトの分別が
複雑すぎる問題」
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日本コンタクトレンズ協会と、パレンテがそれぞれ実施したアンケートから浮かび上がってきたのは、「そもそもコンタクトを分別して捨てている人が少ない」「分別せず排水溝などに流してしまっているケースも多い」「自治体の分別がまちまちで適切に処理するハードルが高い」という現状。その結果、知らず知らずのうちにコンタクトがマイクロプラスチック問題につながっているということがわかりました。しかし、コンタクトを使う度に、「これは燃やすごみ、これは燃やさないごみ、それからこれはプラスチック…」と、分別してそれぞれのごみ箱に捨てるのは、正直なところ、なかなか手間がかかります。
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さらに今回は、コンタクト関連の困りごとについても調査。「左右の度数が違うと混乱する」「ワンデーコンタクトをまとめ買いしているが保管場所に困る」「狭い洗面所で場所をとりがち」「家族もコンタクトユーザーなので混ざらないようにするのが大変」といったリアルな悩みが寄せられました。
使う前も使った後も快適に!
カギは「サステナ収納術」
「マイクロプラスチック問題」が深刻化しており、それは私たちの健康も脅かそうとしていること。その問題にコンタクトが関わっていること。しかしコンタクトの分別はなかなかハードルが高いこと。そして家の中でのコンタクトの置き場所や保管方法に関するお悩みが多いこと。
調査から得た数々の課題を前に、特任チームは、解決策を模索しました。
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Fさん 「一番大切なのは、コンタクトのゴミを正しく分別してもらうこと。とはいえ毎回、それぞれのゴミ箱まで捨てにいくのは面倒だと思うので、洗面所に専用のゴミ箱を用意するのはどうでしょう?」
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Nさん 「でも同時に、使用前のコンタクトの保管が大変とか、場所がないという声もあったので、ゴミの分別のためにスペースをとるのは難しいかも…。場所をとらず、使いやすく、さらに捨てやすい環境づくりができればいいのですが」
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Fさん 「となると、カギになるのは『収納法』では? 使用前のコンタクト保管に関するお悩みと、ゴミの正しい分別という目標を、収納術で一気に解決できるかもしれません」
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Nさん 「皆さんが感じている日々のストレスを減らしつつ、マイクロプラスチック問題解決にも近づけるような収納法があれば、使う前も、使った後も快適な、サステナブルなコンタクトライフが実現しますね!」
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Fさん Nさん
Fさん・Nさん 「コンタクトの『サステナ収納術』を考えてみましょう!」
早速、収納について発信しているインフルエンサーに、アドバイザーとして協力をあおぐことに。後編では、使いやすく、続けやすく、ゴミも捨てやすい、サステナブルな収納術を開発していきます!
今回使用したコンタクトはこちら
- WAVEワンデー UV プレミアム
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